Windows10 VPN接続でリモートデスクトップが断続的に切断される問題の対処法
VPNの通信は切断されていないのに不定期(約5分~10分)にリモートデスクトップの接続が切れてしまう問題の解決法です。
Windows 8 / Server 2012 以降では高速化のためにUDPが併用されています。
特に音声、動画、画面更新などのリアルタイム性が求められるデータに使用されます。
これにより低遅延で滑らかな操作感を実現するはずですが、UDP接続が原因で切断される現象が起こっているようです。
クライアントのUDPを無効にする
- Windowsボタンの右クリックから[ファイル名を指定して実行] > 、”gpedit.msc” と入力して Enterキーを押して[ローカルグループポリシーエディター]を開きます。
- [ローカルコンピューターポリシー] > [コンピューターの構成] > [管理用テンプレート] > [Windowsコンポーネント] > [リモートデスクトップサービス] > [リモートデスクトップ接続のクライアント] > [クライアントの UDP を無効にする] をダブルクリックで開きます。
- [有効]のオプションボタンにチェックを入れます。

RDPトランスポートプロトコルの選択
- 同じく[ローカルグループポリシーエディター]の編集画面です。
- [ローカルコンピューターポリシー] > [コンピューターの構成] > [管理用テンプレート] > [Windowsコンポーネント] > [リモートデスクトップサービス] > [リモートデスクトップセッションホスト] > [接続] > [RDPトランスポートプロトコルの選択] をダブルクリックで開きます。
- [有効]のオプションボタンにチェックを入れた後、[トランスポートの種類の選択]に[TCPのみを使用]を選択します。

