NTPの起動

NTPサーバーを起動するときに時刻のズレが大きい場合はNTPサーバーの起動が出来ないことがあります。なのでNTPサーバーを起動する前にntpdateを使ってサーバーマシンの現在の時刻を合わせます。※NTPサーバーをすでに起動している場合はntpdateを実行する前にNTPサーバーを停止しましょう。

ntpdate -b ntp.nict.jp
13 Jul 23:14:50 ntpdate[3849]: step time server 133.243.238.243 offset 2840120.618846 sec

システム起動時にサービスが開始されるように設定します。

systemctl enable ntpd.service

NTPサーバーを起動します。

systemctl start ntpd

NTPサーバーの起動が成功したあとはNTPサーバーの動作状態を調べます。ntpqはNTPサーバーに6つのコントロールメッセージを送信してNTPサーバーのステータスを受け取りそのステータスを表示します。

ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter ============================================================================== +ntp1.jst.mfeed. 210.173.160.56 2 u 51 64 377 11.971 21.015 19.403 +ntp2.jst.mfeed. 210.173.176.4 2 u 3 64 377 11.362 -4.735 12.958 *ntp3.jst.mfeed. 210.173.160.86 2 u 58 64 377 11.611 14.667 13.994 LOCAL(0) .LOCL. 10 l - 64 377 0.000 0.000 0.002

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